という画像形式の拡張子なんです。思わず「うんうん」とうなずいてしまったアナタ、年がバレますよ。ついでに、エッチな画像を集めた過去もバレます。今のように高速なインターネットなど知らなかった昔、そう1MBのファイルをダウンロードするのに1時間近くかかった
あの頃は、無修正写真なんてほとんどありませんでした。あったのは、同人誌に載るような絵。う〜ん…懐かしいですね〜2つ目の特徴は、とにかく軽いということです。実行形式ファイルのサイズも小さいですし、何より起動が素早い。SendToフォルダにショートカットを置いて、[送る]メニューからGVを使ったのは私だけではないはずです。うっかりGIFファイルをWindows標準の表示機能で見ようとして、IEが起動してしまったときには閉口しました。そして3つ目の特徴は、こんなに素晴らしい高機能な画像ビュワーが、フリーソフトだということです。
私はMS-DOS時代からオンラインソフトが大好きでした。市販ソフトにはないユニークな機能。ユーザーの声をただちに反映してくれるフットワークの軽さ。メーカーのお仕着せではない使い勝手の良さ。どれもこれも、ユーザーが本当に望むソフトの姿です。当時のオンラインソフトはPDSと呼ばれていました。パブリック・ドメイン・ソフトの略です。日本語に訳すと「公共の所有物であるソフト」ってことでしょうか。もちろん、継続利用には料金が必要なシュアウェアソフトもありましたが、ほとんどのオンラインソフトが今でいうフリーソフトでしたので、オンラインソフト=PDSと呼ばれていたのでしょう。
PDSはパソコン先進国アメリカの考え方です。アメリカの著作権は「届け出主義」ですので、作ったソフトの著作権を作者が自ら放棄することができました。よくReadmeファイルなどに「このソフトはフリーソフトです」と明記してありましたっけ。しかし、日本の著作権は「発生主義」です。ある人がソフトを作った時点で、そのソフトの著作権が自動的に発生するという考え方です。したがって、日本のオンラインソフトには純粋の意味でPDSは存在しない、なんて議論もあちらこちらで聞かれました。ですから日本のオンラインソフトではReadmeファイルに「著作権は○○が保有しています」などと書かれているんですね。現在の作者はこの点を意識してはいないでしょうが、名残が残っているのでしょう。
MS-DOS時代のオンラインソフトは、ほとんどがフリーソフトでした。その様相が一変したのはWindows環境になった頃です。パソコン通信の総本山NIFTY-Serveでは、シュアウェアの代金を代行集金するシステム
が始まり、継続利用に対して少額の代金を求めるシュアウェアが急速に広まってきました。その背景にはVisual
Basicの普及があります。Windowsの登場と時期を同じくして発売されたVBは、仕事が休みの土日を使ってソフトを作るサンデープログラマを急増させました。ちょっとした知識さえあれば、誰でもオンラインソフトの作者になれたのです。VBでソフトを作ってみた。おそるおそるライブラリに登録してみたら、意外にもたくさんの人がダウンロードしてくれた。そのうち利用者からメールが届いて。「便利です、ありがとう」「こんな機能を追加できませんか」「バグを発見しました」などなど…よし!それでは、とVersion
2.0の制作にとりかかる頃には、気分はすっかり有名プログラマです。とくれば、シュアウェアにして一攫千金、悪くても小遣い稼ぎ、せめてVBの購入代金くらいは元を取りたいな…と考えるのが人情です。メイドインジャパンで世界に誇れるもののひとつに、圧縮・解凍ツールのLHAがあります。前身はLHarcと呼ばれていました。北海道のお医者さんが作ったこのソフトは、圧縮率の良さと解凍スピードの速さが評価され、アメリカの市販アーカイバメーカーにも大きな影響を与えました。LHarcをバージョンアップして、同時にLHという名前に変えようかというとき、その話をネットワーク上で知ったMicrosoftが「次のMS-DOSにはLHというコマンドがある。ユーザーが混乱するので名称を変えては?」とメッセージを送ったという逸話も聞いたことがあります。このLHAも、そしてGVも、フリーソフトです。
GVのサイトはこちらです→http://www2h.biglobe.ne.jp/~tobita/
