生まれて初めてNIFTY-Serveに接続したときに使ったのは、ビジコンポというダイナブック用統合ソフトの通信機能
でした。それまで、自分の操作だけに応えていた画面に、電話回線を伝わって届いたメッセージが表示されたときの緊張と、驚きと、喜びは今でもハッキリ覚えています。次に使った通信ソフトはWTermでした。NECの98シリーズに加えてダイナブック版もあるなど、さまざまなパソコンで動く通信ソフトです。ずいぶんマクロを作りました。深夜2時など、指定した時間になると自動的に電話をかけ、指定したフォーラムを巡回してログを集め、メールがあれば送受信すると、そんなマクロを作って楽しんでいました。マクロにバグがあって、朝まで電話回線が接続したままになっていたことも1度や2度ではありませんでした。ライターの仕事を始めてまもなく、三四郎のムックを書いた原稿料でNECのPC98を買いました。確かPC9821Ceという機種です。CPUが486SXじゃなかったかな。こいつは、つい最近、事務所を移転するとき廃棄処分にしました。このPC9821Ceで初めてNECの98シリーズを使いましたので、それに合わせて使用するソフトも変わっていきました。OSはMS-DOSからWindowsに変わり、Vz-Editorは秀丸エディタに、FILMTNはFileVisorに、そして通信ソフトのWTermはNifTermになりました。NifTermはNIFTY専用の通信ソフトです。機能的にはまずまずだったのですが、ただひとつ、発言やメールの作成に秀丸エディタを使えないという最大の不満がありました。そして次に乗り換えたのがAirCraftです。
実は、AirCraftはMS-DOS時代から人気の高かった通信ソフトです。通信の核になるAirと巡回のパターンなどを定義するスクリプト部分のCraftが一体化した変わり種ソフトでした。しかし、それゆえ、一部のヘビーユーザーを中心にシュアを広げ、書店の棚を飾るたくさんのパソコン通信雑誌にも付録として添付されていました。私が使っているのは、そのAirCraftのWindows版
です。さきほどサポートサイトを確認したら久しぶりにバージョンアップしていました。NIFTY-ServeはNIFTY SERVEと名前を変え、今や@niftyとしてトップISPになりました。インターネットでは無限の情報にアクセスできます。クリックすれば、文字だけでなく、画像、映像、音楽とあらゆる情報があなたのものになります。ですが、文字情報だけで扱いにくいパソコン通信には、ムダを排除したシンプルな良さがあります。パソコン通信よ永遠なれ…
【追記】
NIFTY SERVEがパソコン通信サービスを終了します。ひとつの時代が終わった…と寂しく感じるのは私だけではないようです。ニュースやブログで、懐かしんだり、悲しんだり、歴史を振り返ったりする記事がたくさん書かれています。
AirCraftのサイトはこちらです→http://member.nifty.ne.jp/dude/index.html
