Resume


Resumeステートメント

構文

Resume [0]

Resume Next

Resum line

lineには、分岐先の行ラベルまたは行番号を指定します。

解説

On Error Gotoなどで分岐したエラー処理が終わった後の分岐先を指定します。

Resume [0]では、エラーが発生した行を再度実行します。

Resume Nextでは、エラーが発生した行の次行から処理を再開します。

Resume lineでは、lineで指定した行ラベルまたは行番号の行に分岐します。

サンプル

次の例は、エラーによって処理の分岐先を指定します。サンプルでは、AドライブがFDドライブで、FDの準備ができていないエラーと、Openステートメントで開こうとしたファイルが存在しないエラーを想定してます。

Sub Sample()
    On Error GoTo myError
    Open "A:\Test.dat" For Input As #1
    Close #1
    Exit Sub
myError:
    Select Case Err
    Case 53     'ファイルが見つからない
        MsgBox "Test.datがありません"
        Resume Next
    Case 71     'ディスクの準備ができていない
        MsgBox "FDを挿入してください"
        Resume
    Case Else
        Reset
    End Select
End Sub